HSP/HSC(ひといちばい敏感な子)のお子さんにとって、学校行事は特に大きなハードルになりやすいものです。
運動会の大きな音や人の多さ、発表会での緊張など、ちょっとした刺激で不安が強くなることもあります。
実際にわが子も「当日になって泣き続けてしまった」「緊張で本番に出られなかった」といった場面があり、どうサポートすればいいか悩むことがありました。
この記事では、
・HSP/HSC育児の行事でありがちな悩み
・実際に取り入れてラクになった工夫
・役立ったアイテム
を、体験を交えながら紹介します。
HSP/HSC育児の行事でありがちな悩み
HSP/HSC(ひといちばい敏感な子)は、普段の生活でも刺激を受けやすいですが、運動会や発表会のような特別な行事ではいつも以上に不安や緊張が高まりやすいです。
親としても「どうサポートすればいいのだろう」と悩む場面が多いのではないでしょうか。
- 運動会の太鼓や歓声などの大きな音で泣いてしまう
- 発表会で緊張しすぎて本番に出られない
- 人の多さや視線に圧倒されて動けなくなる
- 途中で疲れてしまい、控室から出たがらない
- 行事後もしばらく気持ちを切り替えられずぐったりしてしまう
こうした悩みは特別なことではなく、多くのHSP/HSCの子に共通する特徴です。
まずは行事に不安を感じやすいのは自然なことと知っておくと、親自身の気持ちも少しラクになります。
実際に取り入れてラクになった工夫
行事は避けられないからこそ、ちょっとした工夫で子どもの不安を減らすことができます。
ここでは、我が家で試してラクになった工夫を紹介します。
- 事前に会場やプログラムを一緒に確認して、見通しを持たせる
- 当日は、休憩できる場所をあらかじめ決めて伝えておく
- 練習や本番のあとに「がんばったね」と安心できる声かけをする
こうした小さな工夫だけでも「行事=怖いもの」という印象が和らぎ、子どもが自分なりに取り組めるようになりました。
役立ったアイテム
行事はどうしても環境の刺激が強くなりがちですが、アイテムを取り入れることで子どもが安心して過ごせる場面が増えました。
ここでは、実際に我が家で試して役に立ったアイテムを紹介します。
①ノイズキャンセリングイヤーマフ(子ども用)
運動会や発表会など、大きな音や歓声に敏感な子どもが安心できるイヤーマフ。
一般的な耳栓よりもしっかりと耳を覆うので、安心感が強いのが特徴です。
- 太鼓や歓声などの大きな音を軽減できる
- 装着することで「安心スイッチ」として働く
- 集中しやすい環境を作れる
実際に「運動会で泣かずに参加できた」
「発表会で最後まで落ち着いて過ごせた」という口コミも多く、
我が家でも効果を実感しました。
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② 小型テント(机や会場の隅で安心できる空間づくり)
学校行事や園のイベントのとき、少し休みたい子のために設置できる小型テント。
家庭用の遊びテントを応用して「避難スペース」として活用できます。
- 人混みやざわざわから物理的に距離を取れる
- 「自分の居場所」があることで安心できる
- 無理に行事に参加せず、途中休憩ができる
「会場で泣いてしまった子も、テントに入ったら落ち着いた」という声があり、
我が家でも発表会の控えスペースに用意したら安心して最後まで参加できました。
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まとめ
HSP/HSC育児は、周囲に理解されにくく孤独を感じることもありますが、役立つアイテムを取り入れることで、子どもも親も行事を安心して楽しめるようになります。
まずは合いそうな方から、無理のない範囲で試してみてくださいね。
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