HSP/HSC(ひといちばい敏感な子)のお子さんは、音や光だけでなく 食感やにおい、味の刺激 にもとても敏感です。
そのため「好きなものしか食べない」「一口食べただけで泣いてしまう」など、食事の時間が親子にとって大きなストレスになることもあります。
わたし自身も「せっかく作ったのに全然食べない」「どうしたら安心して食べられるんだろう」と悩んできました。
この記事では、
- 繊細な子どもにありがちな偏食の悩み
- 実際に取り入れてラクになった工夫
- 偏食サポートに役立ったアイテム
を、体験を交えながら紹介します。
繊細な子どもにありがちな偏食の悩み
HSP/HSCの子どもは、食感・におい・味の刺激に敏感なため、偏食が強く出やすい特徴があります。
ここでは、よく見られる偏食の悩みを整理しました。
- 野菜や肉など特定の食材を極端に嫌がる
- 食感(やわらかい・かたい・ぬるぬる)が苦手
- においに敏感で食卓に座るのも嫌がる
- 初めての食べ物に強い拒否反応を示す
- 同じものばかりを食べたがる
HSP/HSCの子どもは 「味そのもの」よりも「感覚刺激」への反応で偏食が起こる場合が多いです。
そのため一般的な偏食対策ではうまくいかず、繊細な子に合わせた工夫が必要になります。
実際に取り入れてラクになった工夫
HSP/HSCの子どもの偏食は「好き嫌いを直す」というより、安心して食べられる環境を整えることが大切です。
ここでは、わが家で試して効果があった工夫をまとめます。
- 食べられるものをベースに少しずつ広げる
- 食感や温度を子どもに合わせて工夫する
- 食卓に安心できる雰囲気をつくる
「食べないことを叱る」よりも 小さな工夫を積み重ねることで安心感が増し、少しずつ食べられる範囲が広がっていくというのが実感です。
偏食サポートに役立ったアイテム
HSP/HSCの子どもは、食事にまつわる刺激を敏感に受け取りやすいものです。
ここでは、わが家で実際に試して「食べない」「嫌がる」といった偏食をサポートするのに役立ったアイテムを紹介します。
① 子ども用仕切りプレート
色ごと・味ごとに分けて盛りつけできる仕切り付きプレートです。
食材が混ざらない安心感があり、見た目にもわかりやすいので「これなら食べられる」という気持ちにつながります。
- 食材が混ざらず、安心して食べられる
- ひと目で「何があるか」がわかり、見通しが立つ
- 食卓での不安が減り、気持ちが落ち着きやすい
わが家でも「汁がご飯についただけで泣いてしまう」ことがよくありましたが、仕切りプレートを使うようになってから食卓に座るのを嫌がらなくなりました。
少しずつですが、食べられる品目も増えてきたのがうれしい変化です。
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② 子ども用カトラリーセット(ステンレス × 携帯用ケース付き)
持ちやすいサイズ感のスプーン・フォーク・ナイフがセットになった子ども用カトラリーです。
シンプルで清潔感のあるデザインに加え、持ち運びできるケース付きなので、家庭でもお出かけ先でも活躍します。
- 見た目がシンプルで派手すぎず安心できる
- 軽量で扱いやすく、食べやすさにつながる
- 外出先でも使い慣れたカトラリーで安心できる
わが家でも、学校や外食のとき「知らないスプーンはイヤ」と言うことがありましたが、このカトラリーを持参すると落ち着いて食べてくれるようになりました。
家でも外でも同じ道具を使えるのは大きな安心感につながっています。
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まとめ
HSP育児は、周囲に理解されにくく孤独を感じることもありますが、工夫と相性の良いアイテムで親子ともにラクになります。
まずは合いそうな方から、無理のない範囲で試してみてくださいね。
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