HSP/HSC(ひといちばい敏感な子)のお子さんを園や学校に預けるとき、
「担任の先生にどう説明すればいいんだろう」
「どこまで話すべきか迷う…」
と悩む方は少なくありません。
わたし自身も、入園や進級のたびに同じ気持ちを抱えていましたが、あらかじめ先生に伝えておくことで安心につながった内容がありました。
この記事では、
- HSP/HSC育児で先生に伝えるときによくある迷い
- 実際に伝えて安心できた内容
- サポートになったアイテム/サービス(2つ)
を体験を交えて紹介します。
HSP/HSC育児で先生に伝えるときによくある迷い
園や学校に通い始めるとき、担任の先生に子どもの特徴をどのように伝えればいいのか悩む保護者は多いです。
「全部話した方がいいのか、必要最低限でいいのか」「言いすぎて特別扱いと思われないか」など、迷いは尽きません。
- どこまで詳しく伝えるべきか
- ネガティブな印象にならないか
- 家庭での様子と園・学校での様子のギャップ
- 子どもの繊細さをどう表現するか
- 忙しい先生に負担をかけない伝え方
HSP/HSCの子どもの場合、先生への伝え方は「全部伝えるか」「控えるか」という両極端になりがちです。
実際には、先生に知ってもらえると安心につながるポイントだけを整理して共有するのが無理のない方法といえます。
実際に伝えて安心できた内容
先生にすべてを細かく説明する必要はありませんが、子どもの特徴や配慮してほしい点を少し伝えておくだけでも安心感につながります。
我が家で実際に先生へ伝えておいてよかった内容をまとめます。
- 得意・苦手なこと(集団活動の中で力を発揮しやすい場面、逆に疲れやすい場面)
- 不安になったときのサイン(泣く、固まる、教室を出たがる等)
- 声かけの工夫(ゆっくり・静かに言ってもらうと安心する、など)
- 環境の変化に弱いこと(席替えや行事のときに緊張しやすい)
- 家で安心できる方法(好きな遊び・落ち着けるもの)
HSP/HSCの子どもは、先生がちょっとした特徴やサインを知ってくれているだけで安心しやすいものです。
「できないこと」ではなく「こうしてもらえると落ち着く」という伝え方にすると、先生も受け止めやすくなります。
サポートになったアイテム/サービス
先生とのやり取りをスムーズにしたり、子どもの特徴を分かりやすく共有するのに役立ったものがあります。
① 連絡帳(カバー付き)
毎日のやり取りで使う定番の連絡帳。
ビニールカバーがついているタイプなら汚れや破れを防げるので長く使えます。
書きやすい罫線や日付欄があると、要点だけを短くまとめやすいです。
- 担任の先生に、子どもの特徴を少しずつ伝えやすい
- 口頭で伝えにくいことを落ち着いて書ける
- 先生も後から読み返せるので共有がスムーズ
我が家では「今日は疲れやすいかもしれません」「声かけは小さめにお願いします」と一言添えるだけで安心できました。
先生からも「わかりやすい」と言ってもらえ、やり取りがラクになりました。
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② オーガナイザーノート
子どもの様子や特徴をまとめて記録できるノート。
市販品ならフォーマットが整っていて、持ち運びもしやすいです。
進級や担任交代のときに渡せば、先生に短時間で理解してもらいやすくなります。
- 特徴や不安サインを事前にまとめて共有できる
- 家庭と園・学校のやり取りを一冊に集約できる
- 見やすいフォーマットで先生も確認しやすい
我が家では、先生に見せやすいように要点を整理して渡したら「すぐ理解できて助かります」と言ってもらえました。
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まとめ
HSP/HSC育児は、周囲に理解されにくく孤独を感じることもありますが、先生へのちょっとした伝え方や、相性の良いアイテムを取り入れることで、親子ともにラクに過ごせるようになります。
まずは合いそうな方から、無理のない範囲で取り入れてみてください。
小さな工夫でも、子どもが安心し、先生とのやり取りがスムーズになるきっかけになります。
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