HSP/HSC(ひといちばい敏感な子)にとって、進級や担任交代は楽しみよりも不安や緊張が大きくなりやすいイベントです。
わたし自身も「子どもが新しい先生に慣れられない」「クラス替えで泣き続けてしまう」といった悩みに直面しました。
この記事では、
- HSP/HSC育児で進級・担任交代時によくある悩み
- 実際に取り入れてラクになった工夫
- 役立ったアイテム
を体験を交えながら紹介します。
HSP/HSC育児で進級・担任交代時によくある悩み
新しい先生やクラスに変わるタイミングは、HSP/HSCの子にとって環境の変化が大きく、不安や緊張が強まりやすい時期です。
親もどうサポートすればよいか悩むことが少なくありません。
- 新しい担任に慣れるまでに時間がかかる
- クラス替えで友達関係がリセットされ、不安が強まる
- ルールや授業のやり方が変わり混乱する
- 朝から「行きたくない」と泣く・体調不良を訴える
- 親自身も「先生にどう伝えればいいか」と迷う
進級や担任交代は避けられない変化ですが、あらかじめ悩みを知っておくだけでも「うちの子だけじゃない」と安心につながります。
実際に取り入れてラクになった工夫
わたしが進級や担任交代のときに試して、子どももわたし自身もラクになった工夫を紹介します。
大きな環境の変化も、小さな準備で安心につながりました。
- 進級前に「先生が変わる」ことを事前に伝え、気持ちの準備をさせた
- 新しい教室や先生に早めに顔を合わせる機会をつくった
- 家で「自己紹介」や「新しい環境ごっこ」を練習してシミュレーションした
子どもにとって「知らないこと」が一番の不安です。
事前に少しでもイメージできるようにすると、新しい環境への抵抗感が和らぎました。
役立ったアイテム
進級や担任交代のときに実際に取り入れて「役に立った」と感じたアイテムを紹介します。
環境の変化に不安を感じやすいHSP/HSCの子にとって、安心して切り替えられるサポートになりました。
① タイムタイマー
赤い円盤が減っていくことで「あとどれくらい」で切り替えが来るかが直感的に分かる時計。
新しい時間割や活動への切り替えを理解しやすくなります。
- 視覚的に残り時間が分かり、不安が減る
- 「次の活動」への切り替えがスムーズになる
- 時計が読めなくても直感的に理解できる
我が家でも「あとちょっとで終わる」が見えることで泣き崩れることが減り、新しい時間割に安心して取り組めました。
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② コミュニケーションノート
先生と保護者が子どもの様子をやり取りできるノート。
進級や担任交代の際に、家庭と学校の橋渡し役になってくれます。
- 新しい先生にも子どもの特性や様子をスムーズに伝えられる
- 学校での出来事を家庭で共有でき、安心感につながる
- 子どもにとっても「先生と親がつながっている」安心材料になる
「新しい担任でも安心して任せられる」
「子どもが自分の気持ちを言えなくてもノートを通じて伝わった」と高評価。
我が家でも担任交代時に使い、家庭と学校の連携がスムーズになりました。
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まとめ
HSP/HSC育児は、進級や担任交代といった環境の変化で特に不安が強まりやすく、周囲に理解されにくい孤独を感じることもあります。
ですが、小さな工夫や相性の良いアイテムを取り入れることで、子どもだけでなく親自身も安心して新しいスタートを切ることができます。
まずは取り入れやすい方法から、無理のない範囲で試してみてくださいね。
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