HSP/HSC(ひといちばい敏感な子)のお子さんは、友達との関わりの中でもちょっとした言葉や態度に強く反応してしまうことがあります。
「仲良くしたいのに声をかけられない」「遊びたいのに緊張して動けない」など、子ども自身が戸惑う場面も少なくありません。
この記事では、
・HSP/HSC育児で友達関係によくある悩み
・実際に取り入れてラクになった工夫
・役立ったアイテム
を、体験を交えながら紹介します。
HSP/HSC育児で友達関係によくある悩み
HSP/HSCの子どもは感受性が高いため、友達との関わりの中で特に悩みやすいポイントがあります。
ここでは、よくあるケースを整理しました。
- 友達に声をかけたいけど恥ずかしくて言えない
- 遊びに入れてもらえないと強く落ち込む
- ちょっとした言葉や態度で深く傷ついてしまう
- 大人数の遊びやグループが苦手
- 自分の気持ちをうまく伝えられず誤解される
こうした悩みは子ども自身にとって大きなストレスになりやすく、親もどうサポートすればよいか迷うことがあります。
実際に取り入れてラクになった工夫
友達関係は子ども自身が経験して学んでいく部分も大きいですが、親のちょっとした関わりや工夫で安心感が増しました。
ここでは、我が家で取り入れてラクになった工夫を紹介します。
- 学校や園での出来事をその日の小さなストーリーとして一緒に振り返る
- 遊びたいときに使える言葉を家庭で練習しておく(例:一緒に遊んでもいい?)
- 少人数や気の合う友達との関わりを優先して無理に広げない
こうした工夫を重ねることで、子どもは少しずつ自分なりに安心して友達と関わる力を育んでいけました。
役立ったアイテム
友達関係のサポートは声かけや環境づくりが中心ですが、ちょっとしたアイテムやサービスを取り入れることで、子どもが安心して一歩を踏み出しやすくなりました。
ここでは、実際に我が家で役に立ったものを紹介します。
① こども用コミュニケーションカード
シンプルな質問や気持ちをイラストや言葉で表現できるカード。
会話のきっかけや気持ちの共有に使いやすく、学校や家庭でも取り入れやすいツールです。
- 言葉で表現しにくい気持ちをカードで伝えられる
- 失敗を恐れずに「これがいい」と指差しで意思表示できる
- 遊びの中で自然にコミュニケーション練習になる
休み時間に友達とカードを使ってやりとりしたことで
「自分の気持ちを言っていいんだ」と安心できるようになり、笑顔が増えました。
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②ナンジャモンジャ(カードゲーム)
カラフルでユニークなキャラクターに自分で名前をつけて遊ぶカードゲーム。
ルールがとても簡単で、初めてでもすぐに一緒に楽しめます。
- 名前をつけて呼ぶだけなので緊張せずに参加できる
- 笑いが生まれやすく友達と打ち解けやすい
- 勝ち負けよりも一緒に楽しむ体験ができる
クラスの子と遊ぶときに「ナンジャモンジャやろう!」と誘いやすくなり、自然と会話や笑顔が増えました。
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まとめ
HSP/HSC育児は、友達関係の悩みが大きくなりやすく、親も子もどうサポートすればいいか迷うことがあります。
ですが、ちょっとした工夫や相性の良いアイテムを取り入れることで、子どもが安心して友達と関わるきっかけが生まれます。
まずは合いそうな方法から、無理のない範囲で試してみてくださいね。
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