HSC(ひといちばい敏感な子)を育てていると、ちょっとした刺激や変化に気を配る場面が多いですよね。
わたしの子も「気持ちを言葉にできず泣いてしまう」「本当は嫌なのに我慢してしまう」ことがあり、どう対応すればいいか悩んでいました。
この記事では、
- 子どもが気持ちを伝えられないときによくある悩み
- 実際に取り入れてラクになった工夫
- 役立ったアイテム
を、体験を交えながら紹介します。
子どもが気持ちを伝えられない理由
HSC(ひといちばい敏感な子)は、感受性が豊かだからこそ、気持ちをうまく表現できないことがあります。
親からすると「なんで言えないの?」と思ってしまいますが、実は気質による自然な反応なんです。
- 言葉の発達よりも感情のほうが先にあふれてしまう
- 我慢しやすい子・繊細な子は気持ちを表に出せない
- 周りを気にしすぎて「本音」を飲み込んでしまう
- ちょっとした言葉で深く傷つき、表現が止まってしまう
子どもが気持ちを伝えられないのは「わがまま」や「性格の弱さ」ではなく、敏感さゆえの特徴です。
だからこそ、安心して表現できる環境づくりが大切になります。
感情表現を助ける工夫
子どもが自分の気持ちを言葉で伝えられないとき、無理に「言いなさい」と迫ると逆に苦しくなってしまいます。
我が家でも、表現方法を工夫することで少しずつラクになりました。
- 絵や色を使って感情を表す(お絵かき・色分けなど)
- 「今日の気持ちカード」で簡単に気分を選んで伝える
- 寝る前やごはん中に「今日どうだった?」と一緒にふり返る
- 親が先に「今日は疲れちゃったな」と自己開示してモデルになる
子どもが言葉にできない気持ちも、別の表現手段があれば安心して外に出せます。
完璧に話せなくても「伝えられた」という経験が、自己肯定感につながっていきます。
役立ったアイテム
わが家で実際に試してみて「気持ちを表しやすくなった」と感じたアイテムを紹介します。
無理に言葉にしなくてもいい安心感につながり、親子でラクになりました。
① お絵かきタブレット(LCDライティングタブレット)
寝る前や日中でも、子どもが思いついたことを自由に描けるアイテム。
紙やペンを使わずサッと描けるので、気持ちを表すハードルが下がります。
- 言葉にできない気持ちを「絵」で出せる
- 消せるので「失敗したらどうしよう」という不安が少ない
- 親も「どんな気持ち?」と声かけしやすい
実際に「話せないときでも絵で描いてくれるので気持ちが分かりやすい」という声がありました。
わが家でも「今日の気分」を絵で描いてくれるようになり、寝る前の親子の会話が自然に増えたのを感じています。
\詳細はこちら/
② カラフル粘土(感情発散アイテム)
子どもが気持ちを表すのに役立ったのが、やわらかい粘土です。
言葉にできないときでも、手を動かして「こねる」「ちぎる」「形を作る」といった行為を通して、自然と感情を外に出せます。
- 触感の心地よさが安心感につながり、ストレス発散になる
- 言葉で説明できないときでも、形や動きで気持ちを表せる
- 「表現できた」という満足感が得られやすい
「怒ったときは粘土をギュッと握って落ち着いた」という声もありました。
わが家でも、粘土をこねながら気持ちが落ち着いていき、話しかけると少しずつ「こうだった」と自分の言葉が出てくるようになりました。
\詳細はこちら/
まとめ
HSP育児は、周囲に理解されにくく孤独を感じることもありますが、工夫と相性の良いアイテムで親子ともにラクになります。
まずは合いそうな方から、無理のない範囲で試してみてくださいね。
コメント